数学がとても奥深い学問であることがわかる一冊。
数学を学んでみたくなった。
○音楽の旋律から、惑星の運行まで、自然の諸法則は数式で表せる
○世界を表現する一つの形が、数。その数を分解していくと必ず素数に行き着く。
○音楽の旋律から、惑星の運行まで、自然の諸法則は数式で表せる
○世界を表現する一つの形が、数。その数を分解していくと必ず素数に行き着く。
大変面白い本だった。
読み進めるに従って、セコさや卑しさを感じるようになり辟易してしまった。
無駄なく効率的に売り上げる方法等、新たな視点が豊富に盛り込んであり制作者側としても、観客側としても成功したのであろう。
ただ、作品としてのレベル(精度)については何も書かれていないのが残念だ。
”今を楽しめればそれでいい”というのであれば、十分なのかもしれない。
コスパを求める貪欲さにおいては見習いたいところもあった。
嫌なことや辛いことは、それを改善するための「問い」を与えてくれる。
色々な「問い」はチャンス(成功へのきっかけ)である。
「生きづらい世の中だ」と嘆いている人を見ると羨ましくて仕方がない。
安全で舗装された道路を歩くより、誰も踏み入れていないような足場の悪い場所に行きたい。
ヨットは自分。風は環境である。良い状況(追い風)の時もあれば悪い状況(向かい風)の時もある。ヨットが風を利用して進むように、自分もその状況に合わせて前に進む力となる。悪い状況を消そうとする、つまり「向かい風」を消すなんてもったいない。どの方向からであろうと、そこに風が吹いていれば「ごちそうさま」なのだ。
やっかいなのは「無風状態」。前へ進むのは大変な労力を要する。
1つの能力を1つの点とする。3つ点があれば三角形ができる。4つ点があれば四角形ができる。様々な能力を身につけ、広い図形を目指していく。そしてその能力が育つほど図形の大きさも大きくなる。広くて大きな図形(能力)が必要とされている。そしてその能力はそのまま信用である。
つまらない本だったとしても、失敗の買い物にしたくないから必死に良い部分を探そうとする。
最後まで読んでみると意外な発見を得ることもある。
「お金を払う」という行為を生かすも殺すも自分次第。
10点から40点に伸びたら「幸せ」を感じるけど、95点から96点に伸びたところで、さほど幸せを感じられない
著者:サチン・チョードリー
出版社:アスクム
・”できない理由探し”で終わるのではなく、その課題をクリアし、”できる理由”を増やしていく。
・失敗した未来をイメージし、そこから1ヶ月後の影響力を考えてみる。それが恐るるに足りなければ、もっと自由になれる。
言い換えにより”成功体験”にかえることができる
付き合う人間関係においても、徹底的にネガティブを断捨離すれば、ポジティブだけが残り、驚くほど快適な環境にいることが自覚できる。自ずと自分自身もポジティブ思考になれる。
・居心地の良い環境では、人はせいちょうできない。
・気になるイベントを見つけたら、迷わず参加ボタンを押す
・若い人のスマホを見せてもらい、異なるカルチャーに触れる。
・「定例の○○」(ルーティーン)を疑う。
・周囲の平均年収で自分の年収がきまる。
・「つるみの法則」はポジティブにもネガティブにも作用する。
・自分にマイナスな影響をもたらす人と関わらないようにし、前向きな人とつきあうようにする。
・スピード最優先で、まず行動を起こすように発想をアレンジする。
・何か頼まれごとをしたときは、まずは「できます」と答え、方法は後から考える。不可能であれば、「不可能であることがわかった」という前進に繋がる。
本当の話し上手とは「相手のメリットを理解する+それをわかりやすく伝える」
報告したからには実行しなければ神様に失礼。ここから行動力が生まれる。
習慣その①
自分が好きなように仕事をするためには、できるだけ多くの「自由と責任」という裁量権を得ることである。それを得るためには相手からの信頼を得て承認されること。
その方法を考えている。
習慣その②
まず行動する。率先して新たなことに挑戦していく。
習慣その③
適度に振り返る。誤っていたら柔軟に行動を修正していく。
進捗を可視化する。
習慣その④
95%の社員→作業が終わった充実感に満足する
5%→成果を残したときの達成感に満足する
習慣その⑤
積極的に他者からのフィードバックを得ている。
習慣その⑥
逆算してスケジュールを組む。週に15分は進捗を確認するチェックポイントを設けて「順調な状態」を維持させていく。
習慣その⑦
上司やチームメンバー、顧客への連絡の迅速さ。小さな事でも、すぐに報告の連絡をして自分の中で閉じることをしない。
習慣その⑧
情報収集のために人脈を広げている。
習慣その⑨
一般社員→土曜の朝に幸せを感じる
5%社員→目標を達成できた金曜夜に幸せを感じる。
習慣その⑩
その作業は何のためにやっているのか、何をもって成功とするのかこの2つの問いに考えている。
習慣その⑪
特段の用がなくても同僚に話しかけて相手に関心を持ち、良好な人間関係を構築する。
習慣その⑫
組織全体のパフォーマンスを高めるために、自分は何ができるかをしっかり把握して、役割に応じた正しい行動をする。
習慣その⑬
会議などで意見を出す際に、ノーから入るのではなく、イエスから入ることが多い。そして周りをポジティブにするために発言はイエスで終わらせている。
会議の目的のひとつは、会議後に参加者のエネルギーが高まっていること。
習慣その⑭
相手の強みをみつけ、自分の強みや弱味と掛け合わせることができるかどうか見極める。シナジー効果が期待できる相手の強みをみつけたら、再び相手を承認する。
習慣その⑮
インプットする際に締め切り時間を設定。
習慣その⑰
ショートカットキーを駆使し時短作業ができる。
事実ではなくフィクションの海外文学作品だが、まるでドキュメンタリー作品であるかのように人間の心理描写をよく観察し見事に捉えている作品。
そしてそれに対比して、美しい自然描写や目に浮かぶような風景、繊細できめ細やかな文体はさすがは文学作家という貫禄を見せつけている。
実話以上に実話風なリアルさに背筋がゾクゾクしつつ、美しい描写で癒やされるというなんとも言えない不思議な感覚。
内容自体はなんてことない。それがリアルに近づくとこんなにも面白くなるとは。
読者が若ければ、こういう人間もいるということを教えてくれ、30代であれば、励まされ、中高年であれば、本の面白さを味わうことができるだろう。
何度も読むたびに新たな発見がありそうな本だった。
海外小説は苦手だが、面白く一気に読んでしまった。
お金を稼ぐのが得意とされるユダヤ人。
それは、お金儲けをしたいという欲望からではなく、自身の幸福を貪欲に求めた結果、お金が付いてきたのだ。
本書は、そんなユダヤ人の生き方を学ぶことができた一冊だった。
この本の中から印象的な部分を抜粋してみたいと思う。
言葉にはその国の文化があり、その言葉を学ぶことでその国民の文化や思考、精神など様々なことを知ることができる。つまり、多数の国の言語を知ることで、より多角的な物の見方や考え方を知ることができる。それは多種多様な人とコミュニケーションを図る上での強力な武器となる。
忘れがちだが、これは商談や交渉など様々な場面で必須事項である。
ユダヤ人の教育には、数字は必要不可欠である。日常において親は子供に対し、ごく当たり前に数字と触れあわせ訓練させている。
情報収集能力も怠らない。
魚の名前や、自動車の構造、植物の種類など細部のことにまで知識をつけている。
一見何の役に立ちそうもない雑学だが、それは、脳のどこかで関連付けられ、物事を多角的な視野で考えることができるようになる。
また、コミュニケーションのツールともなり得る。
人間は日々変わるということを知っている。
精神面でも逞しい。
人を引きつけるものは不思議とこの法則に則っている。
この本はかなり昔に書かれた本だが、今の社会構造について書かれたかの内容で、古さを感じなかった。時代はだんだんとユダヤ人の思想に近づいているかのようだ。この本に書かれているユダヤ人はかなりドライで、悪く言えば、自分の幸福が第一であり、他人に対しての愛情や思いやりを感じられなかったのが読んでいてゾッとした所だ。
将来の日本人がこうならないことを切に願う。
①メモを第2の脳(例えるならパソコンのハードデスク)として使うことで、時短になり、本来の脳を効果的に使うことができる。
②抽象化する能力を鍛えることができる。
情報を構造化し、その情報が入るべきフォルダを明確にする。
①ファクト(事実)を書く。
↓
②
・それらをグルーピングして、「要は何の話か」というエッセンスをまとめて一言で表現する。
・具体的なファクトから何か言えることはないか。気づきはないか。他に応用可能な法則はないのか。(抽象化)
↓
③転用してみる
・物事の本質が見えてくる。
・表現の巧みさや伝わりやすい言葉を生み出す能力や技法が備わる。
何事にもメモをとること。そしてそのメモを要約したり抽象化することで、自然と深い思考力や表現力が身についていく。