日常生活の記録

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幸福実現のための貪欲な生き方とは『ユダヤの商法』

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お金を稼ぐのが得意とされるユダヤ人。

それは、お金儲けをしたいという欲望からではなく、自身の幸福を貪欲に求めた結果、お金が付いてきたのだ。

本書は、そんなユダヤ人の生き方を学ぶことができた一冊だった。

この本の中から印象的な部分を抜粋してみたいと思う。

 

ユダヤ人は、最低2カ国語はマスターしている

言葉にはその国の文化があり、その言葉を学ぶことでその国民の文化や思考、精神など様々なことを知ることができる。つまり、多数の国の言語を知ることで、より多角的な物の見方や考え方を知ることができる。それは多種多様な人とコミュニケーションを図る上での強力な武器となる。

 

ユダヤ人は、数字に強く暗算を得意とする

忘れがちだが、これは商談や交渉など様々な場面で必須事項である。

ユダヤ人の教育には、数字は必要不可欠である。日常において親は子供に対し、ごく当たり前に数字と触れあわせ訓練させている。

 

ユダヤ人は必ずメモをとる

情報収集能力も怠らない。

 

ユダヤ人は雑学を積む(博識である)

魚の名前や、自動車の構造、植物の種類など細部のことにまで知識をつけている。

一見何の役に立ちそうもない雑学だが、それは、脳のどこかで関連付けられ、物事を多角的な視野で考えることができるようになる。

また、コミュニケーションのツールともなり得る。

 

ユダヤ人は今日のケンカは明日に持ち越さない

人間は日々変わるということを知っている。

 

ユダヤ人は辛抱強く待つ反面、見切り千両

精神面でも逞しい。

 

78対22の宇宙法則

人を引きつけるものは不思議とこの法則に則っている。

 

感想

この本はかなり昔に書かれた本だが、今の社会構造について書かれたかの内容で、古さを感じなかった。時代はだんだんとユダヤ人の思想に近づいているかのようだ。この本に書かれているユダヤ人はかなりドライで、悪く言えば、自分の幸福が第一であり、他人に対しての愛情や思いやりを感じられなかったのが読んでいてゾッとした所だ。

将来の日本人がこうならないことを切に願う。