今まで自分の幸福の拠り所としていた温かい人間関係から得られる幸せ。
その幸せを享受できないとなったとき。それどころか自分と関わる全ての人から知らず知らずのうちに悪意を抱かれまた嘲笑される存在に自分がなったとき。
自分は真面目に生きているというのに理解されない。
なぜ自分は人々から悪意を向けられねばならぬのか、また自分はこれからどう生きていけばよいのか。自分との対話の中でその答えを見つけていく。
とても我が事のように思え、心に入り込む内容だった。
日々感じている疑問も、ルソーが深く考え、言語化してくれたことで疑問も解消された。